日 誌

テラゾー

(仮称)桃山台の美容室においても、床研磨+浸透系強化剤の仕上げを選択しました。

元の塩ビタイルを剥がすと糊の跡が残っているので、何かを貼ったり塗ったり隠したりする仕上が標準解のところを、下地のコンクリートを糊ごと削り磨くことで良い風合いになって、しかもメンテナンス性に優れます。工事や現場管理は大変なのですが、この何重にも重なるメリットが好きなところです。

解体工事前の床は塩ビタイルでした。

今回は元厨房エリアにシャンプースペースを配置したので、床はフラットに仕上げることができました。配管を仕込み、床を埋めて新旧入り混じる土間を、そのまま研磨してもらいます。


何回も研磨の刃を取り換え、様々な工程を重ねます。これらの写真はほんの一工程の抜粋。



鏡面のように映りこむ様は見ていて気持ちが良いです。
骨材の断面が美しい、本物のテラゾー仕上となります。