日 誌

仕上げ工事、造る家具について(篠山市の小さな家)

篠山市の小さな家 大工工事以降の、各種仕上げ工事の様子です。

ほぼ吹き抜け、という計画の為、仕上げ工事の為に足場を組んでの作業となりました。
天井はシナ仕上げのまま。壁は白の塗装仕上げです。


この頃はお隣の田んぼは青々と育っています。
手前の盛り上がった土は基礎工事の時に出た残土。庭が広いので、出た土を集めて
少し庭にこんもりした小さな山を作ってみよう。


寝室のベッドをどうするか、色々話し合いながら決めました。
下からベッドが見えないように低く抑えていこう、という案です。
ベッド周辺に来るであろう、いろんなコード類をしまうベッドヘッドを、簡単な造りで置くことに。

1階の大きなテーブルは天板がホワイトボード代わりになる素材で、可能な限り大きく、
またいろんなレイアウトができるように2つに分割しました。幅90cm、長さ150cm。
つなげると3mの特大テーブルになります。

キッチンのカウンターとつなげて、さらに大きな作業スペースにもなるようにしてます。
製作は天板のみで、脚はしっかりした既製のもので組んでいます。

天井から下ろしたボルトに角パイプを取付け、ライン照明を設置。調光できる仕様にして
プロジェクター等、様々なシーンに対応できるように計画。

計画時に模型でいろんなレイアウトを確認、どんな事ができるか検討してました。
    
    
そんな検討を重ねてできたテーブルです。
いろんなレイアウトで使える電源をどうするかも色々と検討し、梁にコードリールを取り付けて
上からコンセントを下ろしてきて、床に延長コードを這わさないように計画しています。

コードリールはお施主さんからのご提案。構造上必要な梁や火打ち梁は、有効に使いたいという
こちらの想いと合致してできた設えです。

外部では足場が外れて、建物の全貌があらわれます。
外構工事が始まってます。コンクリート平板と砕石敷きのみのシンプルな計画です。
フェンスと少し緑を植えるのは、もう少し先の工事とします。


北側は砕石敷き。巾木の仕上げモルタル施工中。

めちゃくちゃ晴れてたのに、突然のゲリラ豪雨とかね。

お引渡し当日はすこぶる快晴でした。



植栽は涼しくなってから植えることとなりました。車3台停めてもなおこの余裕。
広々、のびのびとした、良い家になったなぁ。