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収納のない部屋

「収納のない部屋です」、って大体マイナスイメージで受け止められ勝ちですが、
収納がない部屋の方が良いことも結構ありますよ、というお話です。

 

では、とある子ども部屋を例にしてみます。
廊下に面した個室で、収納が付いてる代表的な例です。

部屋には収納(クローゼット)が付いていて、何不自由ない部屋ですが
収納の前には物や家具を置くわけにはいかず、隠れた「デッドスペース」になります。
収納の扉を引戸や折戸にしたとしても、やはり家具を置くわけにはいかないスペースです。

収納量を変えずに、このデッドスペースを解消する方法は… 意外と簡単で、
この場合は「収納の向きをひっくり返す」だけで良いのです。
廊下には物や家具を置くことはないので、スペースをうまく兼ねていることになります。
特にコンパクトな部屋であればあるほど(4.5~3.0帖くらいの部屋)、
このデッドスペースの解消はすごく効き目があります。

家具を置くことができるエリアが増えるので、レイアウトの自由度が増します。
机やベッドの位置が変えられる部屋って、いいですよね。

洗濯物を片付ける為に、いちいち部屋に入らなくて良くなったり、
もし収納が余ったら、家族で共有することもできます。「掃除機だけ置かせてな」とか。

部屋を使う子どもたちは、服や物を廊下に取りにいくわけですが、どうしても自分の部屋に
置いておきたいものができたときは、部屋に置く棚や引き出しを使って何とかするもんです。

 

ということで、高槻のマンションリフォームでは、実際に2部屋分+アルファの、大容量の収納を
すべて廊下に向けて計画しています。個室側にできた壁に、家具をレイアウトしてお住まいです。

一般的に「収納(クローゼット)の無い部屋なんて…」という考え方がどうしてもありますが、
場合によっては、収納が無い部屋の方が良いこともあるんです。