日 誌

各種造作工事

(仮称)ワーキングスペース計画はボード貼り、造作工事へ。
天井を落として、デッキプレートというナミナミの鉄の天井をむき出しにする計画で、
言うのは簡単なのですが、工事が大変。
ボードにナミナミの下書きをし、その形に1枚1枚手作業でカットして…

こんな形に仕上げていきます。すごい精度!

さて現場で良く見かけるこの作業台の脚。大工さん、職人さんの私物であることが多いんですが、
パタパタっと組んでその上にかなり重たいボードなんかをのっけて、その上で軽快に作業されます。
これをヒントに(というか真似て)、今回テーブルを造ってもらうことにしました。
・レイアウト変更がしやすい
・収納したとき非常にコンパクト
・脚がバッテンなので、4人が囲んで座れる…等々、ご要望にピッタリ。


試行錯誤、打ち合わせを重ね、最終案の模型です。脚は軽量化+少し上品さが出ればいいなぁと思って
こんな形にしてみました。真ん中の穴は配線の穴です。
これはこの空間の、大変重要なコミュニケーションツールになっていきます。

そして、照明器具。
長くてシンプルな既製品のペンダント照明って、フランジ(根元)部分が大きかったり
欲しい色が無かったり、びっくりするくらい高価だったり…ということで、これも鉄で造ってもらいました。
鉄の下地材とプレートをビスでとめるだけ。ボルトで吊って、間接照明用の器具を取り付けます。

手元を明るくしたいなら、照明器具を近づけるのが一番効率が良いし、雰囲気も良い。
各所に吊り下げてもらいます。

長さも自由に決められるので、カウンター席上は3.2mを1本で。


作業が終わって、夜。現場確認を兼ねて、色んな話しを出し合い、詰めていきます。