日 誌

収納の打ち合わせ用スケッチ

寝室の押入、収納を打ち合わせしているときに描いたスケッチです。
ある程度どこに何を収納されるのかお聞きした後、実施設計の段階で収納の細かい打ち合わせを行います。


フトンをしまう棚は低めにして1.0m以上の幅が欲しいので、扉は幅広の2分割が良さそう。フトンの上が余るので服を掛けられるように。フトンの奥行に合わせると衣類のクローゼットとしては深すぎるので、衣類の奥にも棚を作って書類とか本とか色々収納しても良いかも。エアコンを上部に入れ込むには少し高さが必要か…木の格子でちゃんと隠す。幅広引戸のジョイントが出ないように、無垢の縦引手の幅で面材の幅は1.2m以下に調整しよう …などなど一通り考えながら描いて、これをベースに打ち合わせを行い、修正を加えながら最善の形を見つける、という作業です。

無駄なくスッキリ収まったときはパズルが完成したような気持ち良さがありますが、ある程度は柔軟に、可変的に造るのも心の余裕になるので大切です。