日 誌

解体~床研磨

(仮称)ワーキングスペース計画が着工しています。
日誌はどうしても遅れてしまいますが、まあ順を追って。

様々な物件を探し、決定したテナントです。
立地、景色がとてもいい、一般的な事務所仕様のテナントとなりますが、まずはここを
解体、スケルトン状態にしてしまうところからスタートです。

解体初日は、設備関係の整理から。電気だけではなく、防災設備等も設置されていますので
各専門業者さんが作業を行います。

天井も解体。下地も取ってしまいます。

元々天井がそんなに高くない物件でしたが、天井が無くなるとずいぶん広く感じます。
設計時の現地調査と、誤差もほぼなく、計画通りに進められそうです。

既存のタイルカーペットをめくります。床一面に接着剤が残っています…。

一般的には、何か「別の床素材を貼る」という選択をすることが多いですが、
以前吹田の美容室でお世話になった「床研磨」をここでも計画に取り入れました。。
貼りたくないものを貼るより、今ある素材を磨いて素敵な仕上がりの床になる方が良い!
工事は大変ですが、掃除もしやすいし、メンテナンスも不要なので、無理言ってお願いしました。

専用の研磨機で、残った接着剤もろとも磨き取ってもらいます!
迷彩の作業着も手伝って、まるで戦場。

コンクリート床の骨材(小石)が削られ、こんな仕上がりになるのです。
理屈は「人研ぎ(テラゾー)」と同じ。小学校の洗面台や公園の水飲み場等でよく見る仕上げに似ています。

窓や柱の影が映り込んでいますね。
工事、大変でしたが、おかげさまで素晴らしい床仕上げになりました。


工事期間中も、この施設の運営や方針について、チームで集まって議論を重ねています。