日 誌

大工工事3・板金工事(篠山市の小さな家)

篠山市の小さな家 大工工事は内部造作家具、外回りは板金工事の様子です。

主な外壁と屋根は、白いガルバリウム鋼板の、中波貼りとしています。
波板は縦貼りにすることで、通気層(空気の通り道)をつくることができて、
下地材や工事自体を、効率よく簡略化できるので、好きな外壁材の一つです。
妻側(短辺側)は、シンプルなフラット板サイディングです。

棟換気の部分を作ってもらっている様子。
「リッジベンツ」という、空気を通して水を入れない部材を使って作ってもらいました。

同じ色のガルバで包んで完成。

波板屋根は、専用の金物で留めていきます。

内部は大工工事の終盤。
シナ合板の化粧貼り天井。キレイな仕上がりです。

吹き抜けの手摺は、下半分壁、上半分木製の手摺としています。
吹き抜けにオープンな手摺ももちろんキレイなのですが、家具や物を置いても、下から丸見えに
ならないように、部屋のレイアウトが自由で、気兼ねなく使ってもらえるように、こんな形でご提案しました。

階段ができてます。上り下りが楽になりました。


下の2段は、箱で造って置くだけの階段です。
1階は土足エリアとしていますので、ここで靴を脱いで箱階段の中にしまうようにしました。

全長3mのキッチンカウンターです。奥行は32cmぐらい。
カウンター高さは72cmと若干低めの設定で、テーブルと同じ高さにしています。
両端は鉄の下地を入れて、揺れることのない強固な造りにしています。

キッチンとダイニングのエリアを分ける仕切りにもなってます。
テーブルも工事で造り、組み合わせて使う計画です。