日 誌

大工工事2(篠山市の小さな家)

篠山市の小さな家の大工工事。全然続きを書いていなかったので、続きです。
(この前の日誌はこちら。)

作業カウンターを仮置きしてます。カウンターの高さに合わせて、横長の大きめの窓を計画。

建物の大半が吹き抜けの計画です。仮床を付けて現場が進んでいます。
天井はシナ合板の化粧貼り。目地割りを考えてキレイに貼っていただきました。
照明器具を取り付けるためのボルトも、天井目地から下ろしてもらいます。

見上げた感じも整然と。

小さな窓でも、端に付けると良い仕事をしてくれます。
その下の斜めの金物は「鋼製火打ち」といって、建物の水平方向の強度を取るための金物です。
普通は天井内に隠すものですが、今回は意匠上露出。これを照明計画に取り入れます。

2階壁の一部もシナ合板仕上げです。
図面を描くのは簡単ですが、目地を合わせたり、端部を切り欠いたり…やっぱ造るのは大変。

現場の職人さんや監督さんに、大阪~篠山間の良い感じの下道があることを教えてもらって、
(1回間違えてすごい峠に迷い込んで大変でしたが)、道中にあるまあまあ大きいダムからの景色です。

下から見上げないと「ダム感」が伝わらんけど、とにかく空気がおいしかったです。