日 誌

垂水のリフォーム計画 耐震構造補強(基礎、金物、剛床)

垂水のリフォーム計画の様子です。解体が終わり、耐震、構造補強の工事へ進みます。

、、、その前に、仕様を先に確認して、月をまたいで値上がりする前に発注してもらった新しい樹脂サッシが設置されています。後から読んでも思い出すように「あのナフサショック」と書き留めておきましょう。

さてと。既存の基礎はこの時期(旧耐震)の建物としてはめずらしい方だと思うのですが、しっかり鉄筋の入ったベタ基礎であることが判明。新しく造る基礎はベース(底版)が省略できて、差し筋アンカーを用いて鉄筋を組んで立上り部分を造っていきます。




型枠を組んでコンクリート打設。構造金物用のアンカーボルトを仕込んでいます。

一部床下空間を無くすための嵩上げコンクリートも同時に打設。

後日現場に行く前、午前中健康診断の為に絶食して、終わってお腹が減りすぎて震えながら飛び込んだ食堂がちょうど良すぎて、幸せな気持ちで桜川駅付近を歩いている際に水門を発見。一瞬向こうまで歩いていこうか迷って、あ、現場に行かねばと踏みとどまります。今度ゆっくり見に来よう。

現場では2階の剛床がほぼ完成。ただ合板を載せているだけではなくて、水平な床を再構築するために大工さんが床の下地を丁寧に仕込んだ後の姿です。

奥にある耐力壁らしきものは、以前部分的な耐震工事を行われたときのものです。国交省の認定工法ではなかったので今回の耐震計算に数値を入れることができず、やむなく撤去して一般的な耐力壁にやり替えます。

合板を貼る前の下地(際根太)の様子。1階のユニットバスはそのまま再利用するので、足場板を渡して作業をしてくれました。

電気屋さんの配線工事も進みます。分電盤取付位置へ配線が集中しています。

耐震計算を行った上で適材適所(≒ほぼ家中)に構造金物を設置します。

今回初めて「制振ダンパー」を採用しました。地震の揺れを吸収し建物の変形を抑制する装置です。
これも多種多様なメーカーと製品があり、施主と一緒に様々吟味して、カネシン製のダンパーを採用した決め手は以下の通りです。

・耐力壁(壁倍率2.8倍)として国土交通大臣認定を取得している
・メーカー独自の計算や実験数値だけを売りにせず、こちらでもちゃんと構造の計算や検算ができる
・仕組みがシンプルでコストが現実的

ただし未来に起こる地震に対して「これさえ使えば安心」というものではなくて、あくまで冷静に、過剰に評価しすぎない、というポイントを抑えた上での採用です。(耐震等級やら制振ダンパーやら、それだけで安心安全を強調して煽ってくる色んなものにご用心です。)



まだまだ耐震工事が続きます。