日 誌

造作ライン照明ー全体照明

ライン照明を、部屋全体のメイン照明として利用する事例です。

必要な長さの照明を最もシンプルに設置することが目的で、最小限の照明用下地を選定してボルト等で吊り下げます。電源はボルトと共に露出で下ろすか、スチール内部に配線できる場合は隠蔽して接続します。
造作ライン照明というタイトルにしましたが、「いかに下地等を的確に吊るすか」に、主な神経を使う仕様です。


梁と直交するポイントで配線を仕込み、電源を供給しています。


この事例では天井にフトコロがなく垂木や野地をあらわしで吊り下げる為、上棟してすぐにボルトや配線を仕込むことになり、位置出しは結構大変でした。

cipre (シプレ/美容室)では全長13.5mのライン照明を、メインの照明として計画しました。
灯具のサイズ、現場施工・調整のしやすさから、配線用の「レースウェイ」に直接照明器具を取り付けています。